ハルの日々

経験したこと、買ったもの、食べたもの、調べたこと

続々とやってくるマイナートラブル~妊娠初期・中期~

 

 

入籍、挙式、新婚旅行、二人だけでの様々なレジャーを終え、待望の赤ちゃんを授かることができました。

妊娠検査薬をフライングで生理2日前に使用し、時間をかけて出現したうーっすらとした線。数日後には、くっきりとした線。小躍りしました。

病院に行くタイミングを調べに調べ、でも結局待ちきれず早めに行って、案の定「早すぎる。十日後に来て。」と言われてしまいました。

そしてやっぱり待ちきれず、エコー写真ではなくクリニックの診察券を見せて親に報告という…せっかちな母見習いです。

 

喜びもつかの間、赤ちゃんの命を実感する余裕もなく、様々なマイナートラブルに見舞われます。

 

6週 ~始まりました、吐きづわり~

ど定番ですね。しょうが焼き定食を頼んだあの日。冷奴以外ほとんど残しました。あれ、なんだか食欲が沸かないぞ…?

それを皮切りに、あれよあれよと迫る吐き気。最初の一週間は食べれず、吐けず。だんだん吐くようになっていき、食べれない飲めないのに吐く日々が続きました。

「これならいけるかな…?」というものを夫に買ってきてもらい、数口食べては、またダウン。ひどい時には口に入れた瞬間そのまま嘔吐。

一日中気持ち悪く、何度もトイレに行き、泣きながら、泣きながら、嘔吐、嘔吐。

横になったまま動けませんでした。当然家事はできません。

妊娠4ヶ月頃から、「なんだかもうひといきな気がする…」と思いながらやっぱり吐き、少しずつ少しずつ吐き気がおさまり、なぜかトマトパスタとパンだけいつでも食べられるようになり、5ヶ月に入る頃、いつの間にか健康体に戻っていました。

 

劇的な対策は、ありません。これならいつでも食べれるというものもありません。その時次第です。あ、でもマックのポテト、ハッシュドポテトジャガビー、ファミマのポテトは食べれる時が多かったです!

とりあえずの対策としては、

・夫に家事を丸投げする

・夫に毎日スーパーで何か食べれそうなものを買ってもらう

・実家にも頼る(実家のほうが食べ物が多くて、食べられるものを選びやすかったです。)

・精神的に弱っている自分を責めない

こんな感じでした。

とくに最後。だって、つらいんです。どうしても「もう二人目は無理」とまで思ってしまいます。「母親になるんだから」と言われたって、無理だわ!「今からこんなんで育児できるの?」できるわ!健康体なら!!

母親の逆効果な励ましにも耐え、とにかく自己嫌悪に陥らないよう、心がすさむ自分を受け入れるようにしました。(何度も弱音や怨み節をぶつけてしまった夫、ごめん、ありがとう)

でも赤ちゃんのせいとは決して思いたくなかったので、「一緒にがんばろうね」とお腹をさすりながら吐いていました。

つわりが終われば、「二人目は男の子がいいな~♪」と平気で思えますから、大丈夫です、きっと。

 

12週 ~吐きたいほどに、偏頭痛・片頭痛

つわりが少しよくなってきた頃、かなりの頭痛に悩まされました。

もともと頭痛もちでしたが比べ物になりません。ひどい時には本当に吐きそうで、「もう無理やばいやばいやばいやばい」と眠れず。

対策は、冷やすかあたためる、ですよね。私は保冷材をずっと当てていました。

それから内科に行きました。妊婦でも飲める鎮痛剤があるとのことで、これで随分楽になりました。先生いわく、「痛みによるストレスだって、赤ちゃんによくないからね」とのこと。頭痛ラッシュは4日ほどで終わり、今ではもともとあったお天気病みや車酔いすらなくなって、驚いているくらいです。

 

春 ~くしゃみ、そして尿漏れ~

春になりました。花粉症の季節です。薬が飲めません。内科でもらった漢方薬、気休め程度です。ちゃんとさぼらず飲み続ければよかったのかもしれませんが…。

花粉症は、例年以上にひどかったです。花粉なのか?ハウスダストなのか?もともとアレルギー性鼻炎なので、みんなが花粉症終わってからも続いていました。鼻水鼻詰まりやばい。そして鼻をかむ度に鼻血が出る…。

そして、そして、くしゃみをすると、尿漏れする…!ショック…!

別にトイレに行きたかったわけじゃないのに、少しでも膀胱にたまってると出てしまうんです…。は、恥ずかしいよう…。

まぁ対策は、空気清浄機とナプキンに頼り、トイレに頻繁に行っておくことですかね。

 

5ヶ月 ~腰痛がやってきた~

安定期に入ったので、旅行をしました。車で3時間程度なのですが、その日の夜の腰がやばかったです。い、痛い…!!同じ姿勢でい続けるのが悪いみたいです。

対策としては、

・ストレッチをする

・夫にマッサージをしてもらう(たまごクラブ参考)

・サポートベルト付きの妊婦帯を買う

です。普通の妊婦帯だと、冷えないようにするくらいしか役目がありませんが、サポートベルトなら、ぐっと赤ちゃんを持ち上げて支えることができ、腰が安定し、楽になると思います。私はよくつけていました。

 

6ヶ月 ~頻尿、空腹感~

お腹がだいぶ大きくなり、膀胱が圧迫されるせいか、かなり頻尿でした。でもつわりとかに比べたら全然苦じゃありません。トイレ行けばいいんだから。すぐ慣れます。

だんだん、「あ、これ、いっぱいになったからしたいんじゃなくて、蹴られてるんだな」と分かるようになります。胎動による刺激を受けているんですね。そういう時には、その数分だけめっちゃトイレに行きたくなって、それを過ぎれば、元に戻ってしまいます。トイレが近くになくても大丈夫です。7ヶ月には頻尿は終わりました。

つらかったのは、空腹感です。すぐにお腹がすいてしまって…。体重管理が大変でした…。

 

7ヶ月 ~胃の圧迫感~

お腹がさらに大きくなり、今度は胃が圧迫されるせいか、少量で満足できるようになりました。

夕方少し気持ち悪くなったりしましたが、つわりに比べればぜーんぜん!大丈夫!むしろ体重管理に一役買ってくれてありがとうって感じです。

 

 

こんな感じで、妊婦ならよくあるマイナートラブルをいろいろ経験しました。

つわりさえ乗り越えちゃえば他はそこまでつらくなかったですし、5ヶ月頃から胎動も感じることができ、赤ちゃんの命を実感することができます。前向きな気持ちになれます。

 

それにしても、やっぱり夫の協力、サポートが必要不可欠ですね!

嫌な顔一つせず、支えてくれてありがとう。

「無理する必要なんてない。俺がいるんだから。ハルちゃんは何もしてないわけじゃないよ。お腹の子をちゃんと育ててくれてるじゃん」

夫のその言葉に、あぁほんとこの人と結婚してよかった、と思ったのも、よい思い出です。